道路の上でお茶を飲みたい！

　神戸では車道の停車帯などにウッドデッキを敷いたパークレットが、昨年から三宮～元町の街角に登場しています。なんでもサンフランシスコが発祥とか。ちょっとした街の生活で使えるスペース。街のデザインとしても、人間優先の柔らかい雰囲気が出ます。車道の一部(停車帯)までせり出しているのは日本で初めての試みと聞きました。

　以前から、元町の大丸には道に向けてオープンなカフェのレイアウトがあり、多くの神戸市民、来訪者に支持されていました。安全を確保する必要は無論ありますが、道路上のスペースをうまく使えば、街に様々な表情を作ることができる。歩行者天国にしたり、一時的にイベントスペースに使ったり、期待は広がります。

道路面にオープンな雰囲気を出す試みは都心部だけではありません。

　私が通勤する途中の長田区の公園でも、ベンチの向きが路面向きになるなど、今までとは違った斬新な雰囲気が取り入れられています。

 あとは、どんなことをこの空間でしていくことが出来るかを問われると思います。楽しみですし、我々も知恵を出し、がんばらないといけません。その機会を与えてくれたことには感謝です。