宮島のあなご飯
私が広島にでかけるたびに足を向けるのは、宮島です。
出張で出かけるときはしかたがありませんが、個人旅行、プライベートの用事で広島に行くときにはなんとか時間を使って出かけます。
ブラブラと厳島神社から瀬戸内海の海の面を眺めるのが主目的ですが、冬は焼き牡蠣が楽しみでもあります。
今回、シーズンは初夏ということもあり、何かこれにかわる楽しみは...と思ったところ、穴子飯に思いあたりました。宮島の穴子はあっさりしていてとてもおいしいと聞いていました。
今回は、厳島神社の出口よりさらに奥まったばしょにある「ふじたや」さんに出かけました。
船でついて、まず最初にここに...という感じで開店時間早々に着いたものの、すでに30分程度待ち。隣の空き地にベンチがあって、店頭の台帳に記名した後、そこで待ちました。
我々一行が呼ばれて入った時には、母屋の店内はいっぱいで、奥の座敷に通されました。作る塩梅があるのでしょう、スペースが空いていても外で待つシステムのようです。
待つこと十数分、出てきたあなご飯、お吸い物、お漬物のセットがなんともバランスが良く、素晴らしいものでした。穴この味付けは辛すぎず、甘すぎす、火加減もバランスよくこれ以外考えられないという説得力がありました。穴子は宮島のものだけを使って作られているそうです。
ネットによればミシュランの一つ星で紹介されているとか。こうなると鰻丼のかわりとかいう次元とはかけ離れた、味わい深い料理と思います。楽しみが一つ増えました。
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