宇都宮で餃子を食べる
仕事で宇都宮に出張しました。金・土曜日の日程だったのでちょっときつかったのですが、会議の後の懇親会が終了し、駅前のホテルに荷物を置いてから、早速、名物と言われる餃子を食べに行きました。
私の仕事仲間の地元の方のおすすめの店は、正嗣、みんみんだそうです。正嗣が野菜味で一番。続いて肉味のみんみんとか。残念ながらその2店、ホテルのチェックインのときにすでに閉店していて(泊まったホテルにみんみんがあったのですが、誠に残念)、結局、一番大手というか、よく宣伝しているお店に行くことになりました。あまり並んでいないお店ですが。
駅から歩いて2~3分といったところでしょうか。
店内は小奇麗です。私の好みは、薄汚れた多人数に馴染んだ感じなのですが。まあ、こちらは異邦人ですから、贅沢は言えません。
何がいいのかわからないので、とりあえずミックスという感じでしょうか。
焼き上がりは、一様なので、素材ごとの区別はしていないみたいです。ちょっと?な面もありますが、香ばしく、しっかりとした食感でどれも美味しかったです。
やはりオーソドックスなものが良いみたいで、全部それにしたほうが良かったかもしれません。
駅前のあちこちで、「餃子の街」の謳い文句が...なかなか見事です。
地元の人の話では平成2年に市役所の観光課の人たちが、宇都宮市民の餃子の消費量が全国レベルでも高水準なので(今は家計費用レベルでは一番とか)、餃子でまちづくりを進めたとか....。官民一体の取り組みが成果をあげたわけです。素晴らしい。
もともと戦時中、宇都宮の陸軍連隊が満州にいて、文化的にはここから広まったとのお話も聞きました。オシャレなカクテルもあって、街づくりをどちらでするか迷われたとも聞きましたが、この状況を見ると、餃子で正解だったでしょうね。.
有名店がすでに多く閉まっている中、まだ本当に多くの方が駅前のお店に並んでいました。街の雰囲気としてなぜかほのぼのしてきます。
街づくりでは、とってつけたイベントをして、2~3年で廃れてしまう場合も、ままある中、みんなで楽しんで盛り上がる、息の長さが素晴らしいですね。やはりやるなら食べ物、それもあまり役所が細かく言わずに、民間の流れで事業者さんたちがおおらかに来るもの拒まずにがいいのかもしれません。帰ってから調べると、餃子でも色々なものがあり、どれが本家とか、どれが宇都宮独自とかあまり騒がずに楽しんでおられるようです。
餃子美味しかったです。関西の餃子もまた食べないと。
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