バッチフラワーレメディ
若いときにドイツに行き、住んでいる方の生活にふれたことがあります。その折に、色々な価値観、様々な風習があるものだ....と感じたのですが、とりわけ印象に残ったのが、ホメオパシーというものでした。
ホメオパシーとは、薬学、薬学に類似したものですが、主に体験的処方に基づいていて、医学的実証が根拠となるものと一線を画しています。私も最初は「まじない」のようなものかと思いました。代表例で言うとレメディーと呼ばれる砂糖の玉を使い、超微量に植物や鉱物などを高度に希釈した液体をこの小さな砂糖の玉にしみこませ、これを口の中でゆっくり溶かすことで精神や体調を安定させていくような手法をとります。レメディーが自然治癒力に作用していくという感じでしょうか。その人の抱える不自然なパターンと適合している場合は共鳴し、自然治癒力が揺り動かされ、体が良い方向へと向かうというのです。本当のことを言うと、私にはほとんど信じられない世界でした。しかし現地の人の言われるままに試してみると、けっこう効く気がするのです。不安感が減ったり、人前で下手なドイツ語でしゃべるのであがるのですが、その感覚が減ったりしました。暗示もあるのだろうと今でも半ば思ってますが。現地の人たちは効果をけっこう信じていて、フランクフルトやローマの空港の売店でも普通にレメディが置いてあったりします。
日本でも愛好する人がいて、人間だけでなく、日ごろ獣医の診察を受けるしか手立てのないペットたちに、体調不良の時、使っているようです。人間と同じものが犬や猫に効くというのも不思議ですが。
これ以外に、複数の国でよく使われているが、このバッチフラワーレメディです。写真のレスキューレメディは「インパチエンス、クレマチス、チェリープラム、ロックローズ、スターオブベツレヘム」の5つを調合して作られたレメディで、液体状になってます。砂糖の玉の場合とは、微量に希釈していく製法のやり方に、少し違いがあって、こちらはハーブの薬みたいなものと言った方がよいかもしれません。
私はどちらかというと、こちらの方を使ってます。 乱れた心のバランスを取り戻し、ふだん通りの落ち着きを取り戻すよう心がけて。インパチエンス(忍耐力・落ち着いた気持ち) ・クレマチス(集中力) ・チェリープラム(自制心) ・ロックローズ(克服) ・スターオブベツレヘム(やすらぎ)
処方ではスポイトでレメディ溶液を吸い上げ、1回につき4滴を口に含むとあります。飲む時間や回数に特に決まりはないが、1日に4回以上が理想とか。
アマゾンで10mlで2千円ほどする結構お値段のはるものなので、そんな調子で使っていたら破産する?気がしますので、私は、仕事でちょっと冷静にならなければならないときや、判断をする前に2~3滴、口の中にたらすことにしてます。
不思議ですが、けっこう効いているような気がして、年間に3~4本、買ってしまいます。
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