先日、出雲に行きました(3) ばたでんと宍道湖
この旅行記は時間軸で書いていない、テーマ思いつき順でございます。最終日から始まってその日のできごと既に三回目、誠に不自然です(笑)
順番としては、帰路、出雲大社を出て、そこの周辺をウロウロした後、門前で蕎麦を食べて、宍道湖湖畔の道を通って鳥取県方面に車で向かったのです。
出雲大社を出て、門前をウロウロしていると、街中に派手なお店、いや観光案内所...と思いきや、駅がありました(笑)
とても電車の駅とは思えない門構えです。これが一畑電車、通称「ばたでん」の出雲大社前駅でした。全く電車を感じさせない雰囲気は、ヨーロッパの鉄道の駅舎の存在感を思い出します。日本の一般的な尊大な駅の存在感とはかなり遠い感じ。
中に入っても存在感が薄い....どちらかというと観光案内所にCAFEがついているかのような雰囲気で、「本当に電車来るの?」という感じです。
改札から勝手に入って、ホームを見ると、いましたよ、電車が(笑)
本当に動くのでしょうか(←失礼)
「一畑」というとあちこちで、施設があったりバスがたくさん走ったりしていて、結構やり手の印象なのですが、本家?の鉄道はとてもつましい印象でした。
そういえば、30年以上前に松江から出雲大社に行ったとき、この鉄道路線を使った記憶があります。記憶は微かですが...松江駅前のホテルからこの鉄道の駅、今は松江しんじ湖温泉駅というようですが、当時もそうだったのかどうか...まで風情のある湖畔の道を歩いたのを記憶しています。今、地図で見ると30分近くかかる距離のようですが。
門前町の街路を歩き、高浜川にかかる橋の上まで来ると、出雲大社駅前駅からちょうど先ほどの電車が走り出したところでした。元気に動いておりました。
出雲大社から車で松江に向かう途中、宍道湖の湖面の美しさに誘われて、どこかで車を駐めようという話になり、一畑電車の無人駅に行きました。
ホームに上がると狙い通り、美しい眺めが...。湖といっても、私にとって親しみ深い琵琶湖南岸や信州の湖とは少し違う印象です。濃く深い、日本海の香りがします。
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