ネット共有はプライベートでこそ便利

 仕事が変わり、ネットワークの環境も変わりました。官公庁の分厚いセキュリティから、一般的なビジネス職場の環境に。古い機能拡張をブラウザーに入れるセキュリティシステムのおかげで、FireFoxは実用レベルの速度が出ないなど弊害がありますが、クラウドサービスの利用は自由になりました。
 個人レベルでは、GoogleカレンダーでPCやiPhone、Amazon のKindleの各システムでスケジュールは一元管理できますし、クラウドにファイル管理することで、必要なものは職場、外出・旅行先、自宅の区別なく簡単にデータ処理できます。そして書きかけ、作業中のものはScrapBoxを使うことで、iPhoneでもWinPcでも、MACでも作業を中断することなく、リレーしながら作業を続けることができます。

 プライベートで思いつくこと、インターネットで見たことを中心にしたScrapBoxの画面をちょっとご紹介すると...

このうち、たとえばiPhone Xのトップペーシを開くと

 となります。ScrapBoxにオマケでついているブックマークレットを使いインターネットの情報をかき集めます。これをかき混ぜて、自分流に整える作業台としてScrapBoxは非常にやりやすい。一つの情報カードが幾つかのチームにわたって兼務することも自由です。掲載したのは個人ベースですが、これは一つのプロジェクト、いわゆる「雑記帳」にあたる内容です。私はこれ以外に幾つかのプロジェクトをネット上に置いてます。ときどきブログやFacebookにもそのまま利用する、Web閲覧用にリンクさせるための別のプロジェクト。また、友人間で共同で使っている複数のプロジェクトもあります。

 友人間で使っている複数のプロジェクトというのは、何も仕事や研究という高邁なものではありません。グルメ情報の交換や、次に一緒に旅行に行くときのプランの情報交換です。インターネットをよく使う人たちの間ではすでにプライベートでも共有化、クラウド化が進んでいて、私のような素人でも、友人達との付き合いで、色々と便利に利用させていただいています。

 先日、出雲に出かけて時には、双方向とはいきませんでしたが、私の方から、こんなところが行くスポットとして考えられるという素案を、運転してくれる友人にグーグルマップのマイマップ機能を利用してお送りしました。

 これを活用すれば複数の人たちが、自分の行きたい場所を一つの地図に統一して載せて、色々相談をネット上ですることもできます。旅行中にもスマホでアクセスすればGPS機能により現在位置と突合し、迷わずに行きたいスポットにたどり着けますし、行程途中でも「この近くに例の○○があるから寄ってみるか」と新たな提案もできるようになります。

 さらに、ScrapBoxで共有するプロジェクト(Gmail等でGoogleのidを持っている人なら、すぐにデータ共有できます)を作って、その一つのプロジェクトに有益なネット上の情報とのリンクや画像や自作のメモなど色々な情報を集約してプールできます(この旅行の時にはScrapBoxでの利用が当事者間で認知されてなかったのでlinoという付箋機能型で少ししましたが)。

 また、GoogleドライブやGoogle PhotoあるいはYouTubeなどのGoogleのサービスだけで、当事者間での旅行の記念データの集積・交換もインターネットのクラウド上で簡単にできます。会計報告とかも。

 何も難しいことではなく、SNSができる人なら、簡単なことばかり。それもすべて無料でできます(ネット通信費は普通にかかりますが)。便利な世の中になったものです。

 一方では、仕事では、大企業・官公庁は狙い撃ちでネット上の攻撃を受けて、セキュリティ重視。なかなかこういう軽いことができません。仕事で便利に使える機能ですが、クラッカー、ハッカー集団が活躍する以上、しかたないことかもしれません。

 せめて個人では楽しく気軽に利用したいと思っています。


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コウベライフの雑記帳

以前からある「コウベライフ」 http://ktokuri.exblog.jp/ は街グルメ&街歩きなので、 もっと雑然としたことを書いてみようかと思ってます。