auのテザリングの有料化
電話回線機能があるスマートフォンなどを外付けモデムのように用いて、他の通信端末をインターネットに接続する手法(=できる機能)をテザリングと呼びます。
今の私の使い方で言うと、iPhoneは当然ながらネットに直接繋がります。ところが手元のiPadやKindle Readerなどは、本体単独では直接インターネットにアクセスする通信機能がないので、どこかのwifiにつなぐか、(外付けモデムのようにして)iPhoneを使ってネットにつながないといけません。この場合、iPhoneとiPadの間は普通のつなぎ方は、bluetoothやwifiのような無線でつなぐことになります。
今まで、この使い方は無料(正式に事業者側の目線でいうと「無料キャンペーン」というサービスとしていた)だったのですが、auとソフトバンクの端末利用者は、プランによっては(従量制や少額データのプランは除かれています)この4月から有料になります。NTTドコモはまだ無料キャンペーンを続けるみたいです。自分の甲斐性でお金を使ってつなぎ方を工夫して使っているだけだ、通信料は従量制にしろ固定制にしろすでに払ったものをシェアするので、買ったものを二人で分けたら余分にお金取られた...みたいな感覚になって、みんなブーブー言っているわけです。
通信事業者として商売しているなら、売った通信量を分けて使えば賦課金が加わる...というのをしゃあしゃあと言ってのけるのがなかなかの度胸だとも思います。飲み屋さんならテーブルチャージで人数分料金取るということになります。この件でも通信負荷が余分にかかると説明してますが、契約した量を超えるわけではないし、現在のネットワーク技術でそんなに負荷が余分にかかるから投資がかなり余分にいるとは思いにくいところです。そもそも物理的に限られた帯域を上手に使うことが奨励されるべきではないかと思ってしまいます。
まあ、ブツブツ言っていてもしかたないので、私はこの議論は少し遠くから行方をみることにして、とりあえず、auが500円付加する分を捻出するため、緊急用に用意していた旧Free tel、今でいうと楽天のSIMを毎月350円で置いておいてモバイルwifiに入れていたものを解約(ど田舎の山奥にある郷里に帰ったときに使えるように用意していたNTTドコモ回線のSIM)するのと、毎月払っていたアプリ使用料の一部を解約しました。
最近iPadを使う機会が多いので、やむを得なしです。
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