ビデオを撮りに街に出よう(笑)
この桜の季節、ブログをサボって飲んだくれておりました(笑)今回、その桜の見物をネタにして4Kまで対応の動画を二つYouTubeにアップロードしました。
2018-03-31 京都の桜見物 市街地編
2018-04-01 京都の桜見物 山科疎水編
私のようにカメラを持って、ぶらっと歩いているだけだと、手間がかからない、垂れ流しのような感じと思われるでしょうが、実はそうでもありません。
もちろん、キャプションや地図ガイド、写真を挿入するなどわかりやすくしようとすると、また別の手間がかかりますし、色目や音量を揃えようとすると大変です。
しかし私の実感としては、概ね動画の長さに比例して手間がかかる感じです。それは、一番気にしているのが他の人のプライバシーだからです。カメラを持って歩いていると、実名で「○○さんが...」と言った話がポンポン聞こえてきます。桜の見物となると、アルコールも入って、みんな楽しくやっているのですから、これをビデオで撮影して世界に発信すると、これはなかなか大問題に。歩いていてもなかなか大変。肖像権は、外を歩いている以上、先方も外に露出しているわけですから、クレームが入るとか、よほどのことがない限りカットしませんが、それでも少し全体を暗めにして暗部のコントラストを下げたりして、少し個人の特定をぼかすようなこともします。時間がかかるのは、そういった露出のチェック。申し訳ありませんが、外国人の方のおしゃべりは、世界じゅうから見えるのに全く配慮しておりません。ごめんなさい(汗)。
そんな手間をかけて、私はなぜこんな動画を作っているのか。時として自分でも不思議になりますが、私の場合「後で自分が見るのが面白い」、それにつきるかなあ。
阪神淡路大震災の数年前に、急に思いついて、高いカメラ(Leica M6)を買って、街なみを撮り続けた時期があります。「普通の街に混在して古いものが少し残っている」この姿を記録したくて、カメラを張り込んだんです。フィルムスキャナーも買って、ネットに載せるのが楽しみでした。そうすると、同好の友達が集まってきて、楽しくワイワイやれるようになりました。その後早い時期に、カメラはデジカメになりましたが(苦笑)
私の人生の歴史で言うと、動画&YouTubeはこれの2回目の繰り返し。今度は高いビデオカメラではなく、ハンディカムやコンデジ、iPhoneなどで手軽に、しかし、せめて、いずれ少しの間は陳腐化しないように4Kの解像度で撮っておく、それも見苦しくないようにぶれたり傾いたりしないようカメラをジンバルに載せて。イメージはNHKの世界街歩きです。あくまで主役は街なので、インタビューはしませんけど。今回は、京都の木屋町~鴨川~岡崎~円山公園~安井金比羅宮のコースは、相方の友人が初ジンバルで撮影だったので、私はそれは遠慮してシンバル無し、ノーファインダー撮影で手のひらにカメラ包み込んで撮ってみましたが(2人組がジンバル1本ずつ持って歩いていたらちょっと見た感じ怖い(笑))....グラグラ傾く(笑)。やはり動画のモチーフを自然に見てもらおうとすると、ジンバルは必携と思いました。次の山科編と比較すると、見やすさに格段の差があります。
美しい映像や素晴らしい編集と音楽を添えた動画もYouTubeには多く見ることができますが、それは私は放送局のプロの人たちの映像で満足してしまうので、できたら、淡々と撮り流しで街の色々なところを撮って記録しておきたいと思います。
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