夜のフラワーロード

　JR三ノ宮駅から、市役所方向に進む南北の道はフラワーロード。神戸の人なら誰でも知ってる？ビックネームの街路です。「兵庫県道30号新神戸停車場線」とかいうお堅い名称もあるやに聴きますが、このフラワーロードという愛称は、ここで行われる神戸まつりのメインフェスティバルのパレードとともにセットで私にも強い印象を残しています。

　フラワーと呼ばれるのはこちら．．．神戸市役所北側にある日本初の「花時計」が傍らに所在するからとか、歩道や中央分離帯に花を植える街づくりの努力の結果とも言われています。そういう眼で見ると、今週、宴会が東遊園地のバンケット会場であったのですが、その帰りの夜道も違って見えてきます。

　彫刻も色々あります。照明も最近は随分工夫されていて、華やかに。

　神戸の街の夜は概して美しいと思います。とりわけ、旧居留地から元町にかけて、港に至るまでの色々な街路を歩くと、いつも新たな発見があります。ショーウインド一つ、看板一つとっても落ち着いたもの、奇抜なものがあり、それなりに街に調和してひどく取り乱すものがありません。これからブラブラ夜歩くのも良い季節。

　その入口にあたるフラワーロードもいつのまにか整備されていました。通勤路とはちょっとズレるもので、近くにいるのにいつも気がつくのが遅れてしまいます。いつも手をかけてくださっている人たちには申し訳ないことです。