日頃持ち歩くカメラをどうするか

 今までは仕事の関係でカメラやビデオを常用していましたが、今度の仕事はカメラを常用する必要がありません。とはいうものの、ブログもそうですし、個人的な興味で写真は欠かせない。しかも色々な書類や資料もコピーしないで、カメラ撮影してデータで処理する癖がしっかり身についていて、その方が便利と思っている。そういう事情の下で、iPhone Xという高機能のカメラ付きモデルにスマホ変わったのを機会に、今後の使い回しを考えていました。

 iPhone Xは、この2~3日、撮影をこれで通してみましたが、2つの点を除いて満足できる撮影ツールです。多くの人はこの性能がスマホのスタンダートになれば全くコンパクトデジカメを買わなくなるでしょう。私の不足点は(1)いつも撮影データではRAWファイルにしておいて、その後の使い回しを楽にしているのに、iPhone XのRAWデータは現況としては使える感じではない (2)さらに広角のレンズを常用として使いたい この2点です。(1)については、カメラアプリが更新され、市販のレタッチソフトが十分に対応してくると今後解消されるかもしれませんが、現時点ではこれが一番私には問題。(2)については、ごく僅かの差ですが、日頃使用しているデジカメの常用レンズ焦点距離は銀塩の35ミリ版でいうと24ミリから始まるズーム。撮影としてはいつもカメラ一つというなら、少なくとも21ミリからは可能であるのが望ましい。広角側が28ミリ相当なので少し不足。まあこれは決定的要因ではないですが。
 色々な面白いことがアプリと連係してできるのは無条件で歓迎です。iPhone Xの動画性能は使用テストでは静止画のときの評価よりややシビアな面もありますが、スペック的には申し分ありません。仕事でウロウロするときには、写真撮影が特にあるのでなければわざわざ後で紹介する機種を持ち歩く必要はないと決めました。書類系の処理もすべてこれに任せてもちろんOK。

 さて、これが今まで持ち歩いていたSony DSC-RX100M5です。このシリーズは私の使い方(鞄の中にむき出しで放り込んでおく)が悪かったのか、次々とレンズ鏡胴のところが痛んで、要修理になるという華奢?な面が気になります。広角は24ミリ相当で、望遠もそれなりにちょっとニュアンスを加える程度なら、OKなんですけどね。動画性能は4K30Pでショートカットならいけるので、そこそこ使えるのですが、iPhone Xの動画がスペックだけだと4k60p(データフォーマットやや特殊)とさらに良くなっているし。ぜひ必要と言うこともないのです。ただ、撮影する道具としては本来の機能を練られたカメラですから、iPhone Xより操作が使いというメリットはあります。オフの日にこれを持ち歩く感じでしょうか。

 そのソニーの代わりにカバンに入れたのが、このPanasonic DMC-GM5です。随分前の古いカメラですが、マイクロフォーサーズで、画質というか画像解像度スペックでは一番有利だし、レンズをボティ内に納められないのでちょっと携帯性には欠けますが、それでもかなり軽量でコンパクト。強度は曲がりなりにも一眼レフですから、ミニとは言えソニーのような弱さはないですし、レンズ交換ができるので、廉価版の超広角ズーレンズをつけておくと、まあそんなにかさばらずに18~36ミリまでカバーできます。常時携帯してという出番をiPhone Xに頼るなら、これが鞄の中に入るべきかと思いました。

 もう歳なので、オフの日でも凄いカメラ持ち歩くこともなくなったので、これ以上のものは不要。特別な目的のあるときだけデカイのを出して持って行くことにします。それももうこの何年も、そんなことしてないけど(笑)

0コメント

  • 1000 / 1000

コウベライフの雑記帳

以前からある「コウベライフ」 http://ktokuri.exblog.jp/ は街グルメ&街歩きなので、 もっと雑然としたことを書いてみようかと思ってます。